FC2ブログ

医療 社会福祉 経済

医療や介護、年金などの社会福祉政策と経済との関係は、国家の根本にかかわる大きな問題です。また、高齢化と経済成長の鈍化が見られる先進国に共通の難題でもあります。制度をどのように改革すべきか考えましょう。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

中医協やっと値下げを止める-医療崩壊はこれからです

2007年11月28日開催の中央社会保険医療協議会中医協)では、来年度の診療報酬改定について、”更なるマイナス改定を行う状況にはない”という意見で一致を見た模様。

 ようやく、医療費削減しすぎ医療崩壊が起こっていることが認知されたのは、大変喜ばしいことです。

 しかしながら、既にかなりの医師が現場から失われています。またマイナス改定をしない、つまり現状維持だけでは事態の好転は到底望めず悪化しつづけるものと考えられます。

 一人前の専門医を作るには、医学部卒業後さらに10年程度の初期・専門研修が必要です。仮に、これから卒業する医師が不足している診療科の研修を開始しても、効果が出るのは10年後なのです。

 一方、過酷な環境社会の無理解失望して去っていったものは、二度と戻ってはきません

 それどころか、産科など問題の診療科では現在研修中の医師数が既に不足していますので、医師不足10年間くらいにわたって、進行していくのです。

 かつての日本軍パイロット大切にしませんでした。そして多くの優秀なパイロットを無駄に失ったため、航空戦力は急速に低下して行き、敗戦まで立ち直ることができませんでした。

 これが、旧日本海軍最後のまともな作戦行動である、マリアナ沖海戦における壊滅的敗北原因の一つにあげられています。多くのパイロットは、訓練不足のため航空母艦に帰ることさえできず、行方不明になったのです。

 現在の医療において、日本同じ愚再び繰り返しているのです。

 フィリピンでは、医学部を卒業したもののうち、半数程度は欧米中東などに流出してしまいます。国が多大なコストをかけて教育しても、無駄な投資になり、医師不足による医療崩壊が起きています。

 医師に限らず、高度専門的知識労働者は、現代社会における最も貴重な、そして失われやすい社会資源なのです。

スポンサーサイト

テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/11/30(金) 22:56:07|
  2. 医療崩壊
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<救急医療の公共性 | ホーム | デフレからの脱却-日本経済がこうなった理由(4)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://emed.blog123.fc2.com/tb.php/28-a7568305
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

ブログ内検索

タグランキング

RSSフィード

My Yahoo!に追加
Add to Google
Subscribe with livedoor Reader

リンク

このブログをリンクに追加する 

人気ブログランキング
FC2ブログランキング

最近のコメント

最近のトラックバック

参考書

このブログに出てくる本



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。